============================= S.C.Soft SMD2MID Ver.1.00beta ============================= ◎はじめに  このバージョンはベータ版です。  解析が終了していないため、  以下の機能には対応していません。   ・全角文字を使った曲名(再入力画面が出ます)   ・その他、確認されていない機能など  また、以下の事項は環境の都合で動作の確認ができていません。   ・J-PHONE J-SH02以外の端末の着信音データ   ・最大同時発音数が3音より少ないデータ   ・速さが「普通」以外に設定されているデータ ◎なにこれ?  J-PHONEの携帯電話で、ダウンロードしたり、  自分で作った着信音ファイル(*.smd)の内容を表示し、  標準MIDIファイル(*.mid)に変換するツールです。  話題の3和音着メロにも対応しています。 ◎動作環境  <最低動作環境(未確認)>   パソコン:日本語Windows95互換のシステムを持つマシン   携帯電話:着信メロディにSMDファイルを使用する携帯電話端末   MIDI音源:GM音色配列を正常にシミュレートできるFM/MIDI音源  <推奨環境>   パソコン:日本語Windows95/98が正常に動作するマシン   携帯電話:J-PHONE J-SH02   MIDI音源:Roland SC-55mkIIと互換性のあるGS音源  <動作確認に使用した環境>   パソコン:Toshiba Libretto20 (Windows 95)   携帯電話:J-PHONE J-SH02   MIDI音源:Roland SC-88Pro ◎つかいかた  J-PHONE J-SH02でしか動作確認をしていないので、  ここではそのJ-SH02のインターネット機能を使用した場合の  使い方のみを説明します。ご了承下さい。  まず、SMDファイルをパソコンに入れなければなりません。  インターネットの着メロダウンロードコーナーのような場所から  ダウンロードしたい場合は、そのままSMDファイルを  パソコンにダウンロードすればOKです。  携帯電話でつないだときにBGMとして着メロが流れるようなページでは、  HTMLのソースで、タグで指定されている  ファイルをダウンロードして下さい。  自分の携帯電話に入っている着メロをパソコンに移す場合は、  Eメールでパソコン側のメールアドレスに着メロを送信して下さい。  しばらく待ってパソコンでメールを受信すれば、  添付ファイルとしてSMDファイルがついているはずです。  この方法を使う際は、メールを送信してからパソコンへ届くまでに  数時間かかることもあるので気をつけて下さい。  SMDファイルの準備ができたら、次にこのソフトを起動します。  変換元ファイルの選択ウインドウが出ますので、  用意したSMDファイルを選んで下さい。  すると、題名確認の後に、画面に着メロの楽譜が表示されます。  1トラック表示するごとにいったん止まります。  何かキーを押せば次のトラックに進むことができます。  最後のトラックまで表示し終わると、MIDIファイルへの変換に移ります。  ダイアログで、保存するファイル名を入力して下さい。  指定したファイルが作成され、メッセージが出て終了します。 ◎くわしいこと  ・着メロについて    テストに使った着メロの曲数が少ないため、    まだまだ正常に読めない曲も多いと思います。    実際、解析してできたコード表には    まだ細かい機能が分からないコードが数多くあります。    このバージョンでは、そのような未解析コードはすべてスキップするように    なっております。お許し下さい(_ _)  ・MIDIデータについて    MIDIファイルのフォーマットは SMF Format1 です。    音色は PC:081 / CC00:001 / CC32:000 の    「Square」(SC-88Proでは「MG Square」)を使用しています。    初期化には、GSリセットのみを使用しています。    GMまたはXG音源の方は必要に応じてリセットをかけて下さい。    シーケンス名は、SMDファイル内部の曲名データから自動的に生成されます。    気に入らない場合は、各自シーケンスソフトで修正して下さい(^^;    また、作成されるMIDIファイルは1ループのみですので、    うまく無限ループするようになっている曲は残念な終わり方になります(笑)。    それから、前述の通り動作確認がほとんどできなかったので、    速度設定の「少し遅い」と「遅い」の速さは、実機とは違います。  ・ファイルドロップについて    このソフトは、起動時にコマンドラインで後ろに記述されている    ファイル名があれば自動的に読み込むようになっています。    つまり、SMDファイルをこのソフトのアイコンにドラッグ&ドロップすれば、    そのファイルを読み込んでくれます。 ◎たわごと  このソフトは、ほとんど動作確認を行っていません。  言い換えれば、作者は携帯電話を持っていないということです(爆)。  携帯電話側の動作確認は、友人のものを借りて少しだけ行いました。  このような状況ですので、文字コードなどの解析まではできませんでした。  もっと長い時間携帯電話を借りられる機会があれば、  これらの機能も解析したいと思います。  (そもそも、このSMD形式がどの機種で使われているのかも知らないのです^^;;)  ファイルの構造が単純だったので、解析自体はすぐ終わりました。  携帯電話内部のファイル構造と同時に、MIDIのファイル構造も分かって  ちょっとおトクな気分でした(笑)。 ◎りれき  2000/2/25 ( Ver.1.00beta ) … 初期バージョン ◎作ったひと  J.T.(S.C.Soft/こんぷり〜と委員会)  scsoft@kobe-city.com  http://i.am/scsoft/ ◎すぺしゃるさんくす  みつき  http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=lidia3  (i-MODE Only)